Stacks (STX)旧Blockstack PBC(ブロックスタック)の特徴と将来性

アルトコイン

今回はStacks (STX)について書いていこうと思います。

Stacks (STX)は私もポートフォリオに加えている通貨ですが、個人的には期待できると思ってしばらくは保有していこうと思っています。

Stacksとは?

通貨名Stacks (blockstack)
シンボルSTX
公開日2019年10月
最大供給量2,048,913,388
公式WEBサイトhttps://www.stacks.co/
公式ツイッターhttps://twitter.com/Stacks
ホワイトペーパーhttps://gaia.blockstack.org/hub/1AxyPunHHAHiEffXWESKfbvmBpGQv138Fp/stacks.pdf

SEC(米証券取引委員会)に承認された初めてのトークンとして話題になったICOプロジェクトです。

リクルートが出資したことでも知られており、Stacksブロックチェーン2.0のローンチ後、証券型から非証券型へ変換するなど、なにかと話題の尽きない銘柄です。

分散型アプリケーションを構築するためのプラットフォーム提供を目的としており、その中でも特にアカウント管理問題の解決に力を入れています。

従来のスマホやパソコンのアプリ、ツイッター・フェイスブック、またはヤフーショッピングや楽天など多種多様なアプリが存在していますが、

これらは全て異なるアカウントで管理されていますよね?

誰もが面倒だと感じた経験があると思います。

しかし、それはアプリの開発元が中央集権的にユーザーの個人情報を管理しているためしかたないことなのです。

まず前提として、中央集権的な管理では管理者の中に悪意のある者が混じっていると、データの改ざんや持ち出しなどセキュリティ上の観点からも安全ではありません。

さらにそれを他社と共有して管理することは従来のシステムでは極めて困難で、問題が起きるのは火を見るよりも明らかです。

ブロックチェーンと聞いて電子マネー的なものをイメージする方が大半だと思いますが、実際はリスクを分散させた強固なデータ管理システムです。

そのシステム上で稼働させるアプリであれば安全に共通のアカウントで接続できるアプリが開発できる。

そのプラットフォーム作りを目指しているのがスタックです。

ただしアカウントはユーザー自身が管理する必要があります。

Stacksの特徴

STXはスマートコントラクトの実行、トランザクション処理における燃料として利用される他、一時的にロックして報酬の一部としてビットコインを受け取るスタッキングへ参加する際に利用されます。

コンセンサスアルゴリズム

スタックはPoXという独自のアルゴリズムを採用しています。

これはビットコインのようなPoWを採用しているブロックチェーンと接続することで、ネットワークの拡張・安定を手助けします。

ビットコインと接続する理由は単純に最もネットワークが安定しており、セキュリティ攻撃に強いからです。

分散型アプリケーションの開発

イーサリアムの分散型アプリケーションを構築する場合、Solidityという難解なプログラム言語を習得する必要があるため一般向けではないとされています。

しかし、スタックの場合、広く一般的に用いられるJavaScriptで構築することが可能なため、一般のエンジニアが開発に取り組みやすい環境だと言えます。

ユニバーサルID

冒頭で述べたように従来のシステムはアプリごとにアカウントが必須になります。

スタックでは、共通のユニバーサルIDを用いることでネットワーク上で稼働する全てのアプリに対して同じアカウントで接続することが可能になります。

Stacksの将来性

ブロックチェーンプロジェクトの中には、何が便利になるのか表面上よくわからないものが多数存在します。

「〇〇によってセキュリティを強化することができる」なんて言われても専門的な知識がないと理解に苦しみます。

エンジニアや関連職でない限り、利便性を実感するのは難しいかもしれません。

その点、スタックがやりたいことはシンプルで、沢山あるアプリのアカウントを一つに統一しよう!

わかりやすいですよね。

多くの人が感じる不便さはどこかで改善されるものです。

それを成し遂げるのはスタックかもしれません。

期待の表れでしょうか。価格は上場後から右肩上がりで2021年2月現在は0.46ドル(48.5円)前後を推移しています。

有望なプロジェクトなので気になる方はチェックしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました