年々、身近な存在になりつつある「ビットコイン(BTC)」、2015年時点では40円程度だった価格も今や400万円後半〜500万円台まで値上がりしています。
ただ、いくら値上がりしているからといって闇雲に投資はできません。
「利益は欲しいけどビットコインってどんなものなんだろう」
「使い道や、凄さがわからず投資には踏み切れない」
と思っている方も多いと思います。
こうした「儲けたい気持ち」と「分からない不安」を解決するため、この記事では「ビットコインとはどんなものなのか」を初心者にもわかりやすく解説します。
仮想通貨とは?
そもそも仮想通貨とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値です。
ビットコインやイーサリアム、リップルなどのさまざまな銘柄の売買を行うことができ、利益を得ることができます。
その中でも、ビットコインは世界で初めて市場に流通した仮想通貨で、時価総額ランキング1位の銘柄です。
仮想通貨を知らない人でもビットコインくらいは最低限知っている人も多く、他の仮想通貨と比べても一線を画す知名度と信頼性を誇ります。
ビットコイン(仮想通貨)は円やドルのように紙幣やコインのような実体が存在しないため、イメージが付きにくい人も多いと思いますが、実際にビットコイン(仮想通貨)を使って決済することは可能です。
イメージとしては、法定通貨よりも電子マネーなどの実際には目に見えないお金と似たようなものです。
電子マネーはカードに日本円を入金しなければ使えませんよね?
ビットコイン(仮想通貨)も同様に仮想通貨取引所の口座に日本円を入金しないと売買することができないのです。
ビットコイン(仮想通貨)が儲かる仕組み
ビットコインで儲けるためには、いくつかの方法があります。
ここでは、ビットコインが実際に儲かる仕組みを、稼ぎ方と一緒に紹介します。
現物取引は、最もメジャーな稼ぎ方で、値上がり益を狙う方法です。
簡単に説明すると、購入したビットコインが値上がりしたタイミングで売却することで利益を得ることができます。
現物取引の基本は「安く買って高く売る」です。
これは株式取引などでも用いられるオーソドックスな稼ぎ方で、知識がない人でも利益を出せる可能性が高いです。
ビットコインなどの仮想通貨はそもそも長期的に見れば価格が上昇すると予想している専門家が多いです。
そのため、知識がない人でもビットコインを購入しておけば、数か月、数年間放置していても値上がり益を得られる可能性が高いです。
短期保有の場合はチャートを分析する能力やスキルが必要になるため、正直初心者にはおすすめできません。
むしろ、会社員などで昼間働いている時間が長い人はそもそも短期保有に向いていないため長期保有で利益を狙うのがおすすめです。
積み立て投資

積み立て投資とはその名の通り、毎月ビットコインを積み立てることで利益を狙う方法です。
つみたてNISAやiDeCo、投資信託などの経験がある人はイメージが付きやすいと思います。
積立投資は、毎月決まった約定日に自動的にビットコインを購入するため、売買のタイミングを分析する必要はありません。
積み立て投資はドルコスト平均法により、高い時に少なく、安い時に多めに購入することで利益の最大化を狙うことができます。
この手法は仮想通貨の積み立て投資でも全く同じ仕組みとなります。
積み立てられる金額は各取引所によっても異なりますが、bitFlyerなどであれば1円からビットコインを積み立てることができます。
レバレッジ取引

レバレッジ取引は預けた資金を担保として、預けた資金の何倍もの取引ができる取引方法です。

レバレッジ取引は自分の元手よりも大きな金額の取引ができるため、現物取引よりも大きな利益を狙うことが可能です。
貸暗号資産サービス

貸暗号資産サービスはレンディングとも言いビットコインを貸し出して利益を得る方法です。
自分の保有する仮想通貨を取引所や運営会社に貸し出すことで、利子を受け取る仕組みです。
貸出の利率は、各取引所や銘柄によっても異なりますが、利息の相場は「1%~5%」ほどです。
自分の保有する仮想通貨を貸し出すだけで利益が得られる点は大きなメリットと言えるでしょう。
ちなみに、LINE BITMAX(ラインビットマックス)でLINKを90日間貸出するプランでは、12%の利率となっています。
ステーキング

ステーキングとは、対象となる仮想通貨を保有し、ブロックチェーンのネットワークに参加することで、その対価として報酬がもらえる仕組みです。

ステーキングできる通貨はPoSに基づいたブロックチェーンの通貨という決まりがあるためビットコインやイーサリアムなどではステーキングができません。
そのため、ステーキングで利益を得たいなら他の通貨を保有しておくことをおすすめします。