暗号資産市場の盛り上がりがニュースで取り上げられることが増えてきました。
暗号資産を目にする機会も増えたことで、実際に暗号資産取引を始めようか迷っている方も多いのではないでしょうか。
暗号資産の知識を身に付け、メリット・デメリットを把握すれば、取引や決済を行う際に役立つでしょう。
この記事では、暗号資産初心者の方に向けて暗号資産のメリット・デメリットを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
暗号資産(仮想通貨)のメリット

はじめに、暗号資産のメリットについて紹介します。
暗号資産は取引の対象として扱われることが多いですが、取引以外でも利用されています。それは送金や決済です。現金でも行える送金・決済ですが、暗号資産を利用するメリットがいくつかあります。
取引・送金・決済において、暗号資産を利用するメリットをそれぞれ詳しく説明します。
海外の販売所・取引所での取引は細心の注意を払う
暗号資産を取引対象にするメリットは下記の通りです。
- いつでも取引できる
- 少額から始められる
- 種類が豊富である
- 利益を得られる可能性がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
いつでも取引できる
株式投資は取引時間が決められており、取引するためにはその決められた時間に参加する必要があります。
一方で暗号資産の取引は24時間365日行われており、ネットワーク環境があればいつでも取引できます。
そのため、日中仕事をしておりなかなか株式投資に参加できる時間がないような方でも、暗号資産であれば帰宅後に取引を行うことが可能です。
少額から始められる
暗号資産は少額から取引ができます。
ビットコインは2021年11月に、1ビットコインが700万円を突破したときもあり、高額になったため購入が難しいと考える方も多いでしょう。
しかし、ビットコインを含む暗号資産は少額から購入可能です。暗号資産は小数の単位から買えます。
例えば、ビットコインなら、0.001ビットコインという小さな単位の買い方ができます。
販売所・取引所によって取引可能な暗号資産の最小単位は異なりますが、小さな単位に分割した買い方ができるため、1,000円未満という少額から取引が可能です。
なかには、1円から取引ができる販売所・取引所もあり、初心者でも気軽に購入できる環境が整いつつあります。
種類が豊富である
暗号資産は種類が豊富で、自身の目的に合った取引ができる点もメリットです。
暗号資産はビットコインだけではありません。ビットコイン以外にもアルトコインと呼ばれる資産があり、イーサリアムやリップル、ライトコイン、リンク(LINK)など、たくさんの種類があります。銘柄は全世界に数千種類以上もあります。
利益を得られる可能性がある
暗号資産の価格は常日頃変化しており、その価格の差を活用して利益を得られる可能性もあります。
例えば、ビットコインの取引価格は2021年1月1日は約300万円でしたが、2022年1月1日は約550万円であり約250万円の差額が発生しています。
送金に使うメリット
暗号資産を送金に使うメリットは以下の通りです。
- 送金スピードが速い
- いつでも送金可能
送金スピードが速い
暗号資産のなかには送金スピードが速い資産があります。
例えばリップルは送金スピードが優れており、そのような暗号資産を利用することで送金スピードを速くできます。
いつでも送金可能
いつでも送金可能な点も大きな特徴です。
金融機関は、営業時間内に送金手続きを行う必要がある場合が多く、夜間の急な送金には対応できない機関もあります。
暗号資産はネットワーク環境が整っていればいつでも送金可能です。時間に縛られずに送金ができることも暗号資産の強みです。
決済に使うメリット
暗号資産を決済に使うメリットは以下の通りです。
- 取引の利益を利用できる
- 現金やクレジットカードがなくても決済できる
取引の利益を利用できる
暗号資産の取引後その暗号資産の価格が上がり利益が出れば、その利益を利用して購入金額の負担を減らすことができます。
一方で、暗号資産の価格が下がった場合は購入金額の負担が増加することがあるため、注意が必要です。
現金やクレジットカードがなくても決済できる
暗号資産は、インターネット環境さえあればいつでも利用可能です。暗号資産決済に対応している店舗であれば、現金やクレジットカードを使わず決済できます。